「マンチカンはどんな性格なの?」
「飼い方・どんな餌をあげればいいの?」
短い手足でちょこちょこと歩く姿が愛らしいと人気のマンチカン。甘えん坊で賢く、人慣れしやすいことから飼育初心者にも人気の品種です。
そんなマンチカンに元気で長生きしてもらうために、餌選びで注意すべきポイントやおすすめフードについてご紹介します。
キャットフード相談所編集部がマンチカンの性格・相場・体重・体長・寿命・飼い方やどんなキャットフードが良いかをまとめていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
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【マンチカン】甘えん坊で飼いやすい胴長短足種
マンチカンは、穏やかで甘えん坊な性格です。社交性も高いため、飼育初心者や先住ペットがいる家庭でも飼いやすいとして定評があります。
一方で臆病な一面もあり、大きな音や初対面の相手に対して警戒心をむき出しにすることもあります。
見た目は、犬でいうダックスフントのように“胴長短足”。筋肉質な体格でもあり、その姿から想像できないほどジャンプ力が高いです。親猫の体型によっては、一般的な猫と同程度の足の長さで生まれる個体もいます。
【マンチカン】体重はオスの方が重め
マンチカンの成猫の平均体重は、オスで4kg、メスで3kgほどで、一般的な猫のサイズと同程度です。オスの方が比較的重くなる傾向があります。
平均体長は60cmほどですが、足が長い個体ほど大きく成長するそうです。
【マンチカン】全猫種の平均よりもやや短め
マンチカンの平均寿命は、約10~13歳です。一般的な猫は15年程度生きると言われているため、それに比べると少し短くなります。
ただ、生活環境や健康管理などの違いによって、さらに長生きする個体も沢山います。
【マンチカン】値段・相場は足の長さや購入場所によって変化する
マンチカンの子猫の値段・相場は、10~30万円と幅広いです。短足を生まれ持った個体や、仲介手数料などが上乗せされるペットショップで購入した個体ほど、値段が高くなる傾向があります。
また、キャットショーに出たことがある親猫を持つなど、血筋が良い個体も高額で販売されるようです。
マンチカンは、足の長さ以外に毛柄も豊富な品種です。毛色と柄の組み合わせが完全に一致する個体は存在しない、とも言われます。
バリエーションに富んだ毛柄の中でも一番人気を誇るのは、クリーム系の毛色にタビー(キジトラ柄)の組み合わせです。
マンチカンの子猫の値段を決める際、“柄の違い”というのは少なからず関わっているようで、人気の高い毛柄の子猫ほど高額になる傾向が見られます。
また、似たような毛柄であっても月齢が若い個体ほど値段が高くなるようです。
【マンチカン】快適で安心して暮らせる環境づくりが必須
マンチカンに関わらず、猫の飼育前には必ずゲージを用意するようにしてください。新しい環境において神経質になりやすい猫たちは、“自分だけの居場所”となるゲージがあることで飼育環境に順応しやすくなります。早くに不安を取り除いてあげて、飼い主ともに楽しく快適な生活を手に入れましょう。
また、猫には一度用を足した場所で二度目をしない習性があります。無理な我慢をさせて泌尿器系トラブルを招かないようにトイレは頭数+1つ設置し、いつでも綺麗な場所で用を足せる状態にしておくことも大切です。
ストレス対策には運動させることが有効であるため、いつでも活発に動き回れるくらいの広々とした空間で飼育するのが望ましいです。猫が行き来する場所の安全管理も徹底してください。
マンチカンのキャットフードの選び方
マンチカンの健康維持にはキャットフード選びが非常に重要ですが、どのように選べば良いのか分からない方も多いことでしょう。
ここでは、マンチカンならではの特徴を考慮して最適なフードを選ぶ場合、押さえておくべき3つのポイントをご紹介します。
動物性たんぱく質はしっかりした体格や筋肉にするのに必要!
マンチカンの成猫はオスで3~4.5kg、メスで2.5~3.5kgと猫の中でも小柄な部類に入ります。
猫の健康を維持するには免疫力を高める必要があり、それをサポートするのがたんぱく質です。
元々肉食である猫にとって、動物性たんぱく質はエネルギー源となる重要な栄養素であるため、積極的に摂取させましょう。
毛玉を便と一緒に排出するのに必要!
マンチカンには長毛種と短毛種が存在し、長毛種ほど毛づくろいの際に抜け毛を飲み込みやすいです。
飲んでしまった被毛は胃の中で毛玉となり、食欲不振や便秘などの症状を引き起こす「毛球症」になってしまう可能性があります。
食物繊維はその予防に有効で、お腹に溜まった毛玉が便と一緒に排出されるよう促してくれます。
猫は水分をあまり取らないのでウェットフードから水分補給がおすすめ!
マンチカンのおすすめキャットフード
マンチカンにはドライとウェットフードの両方あげるのがおすすめです。
- おすすめのドライフードはこれ!
カナガンキャットフード(ドライ)
- おすすめのウェットフードはこれ!
カナガンキャットフードウェット
カナガンキャットフード
- 獣医師の94%が推奨
- グレインフリー
- 子猫から老猫まで全年齢対応
価格 | 4,356円(税込)/1.5kg(1kgあたり約2,904円) |
原産国 | イギリス |
第一原料 | 骨抜きチキン |
主な成分 | タンパク質:34%以上、脂質:16.7%以上、粗繊維:3.25%以下、灰分:10.7%以下、水分:8%以下、オメガ6脂肪酸:2.99%、オメガ3脂肪酸:0.82%、カルシウム:1.58%、リン:1.1% エネルギー(100gあたり):405kcal |
カナガンキャットフードは創立者の「本当に高品質なキャットフードを作りたい」という思いから開発され、イギリス産グレインフリーキャットフードとして世界39カ国で展開しています。
チキンやサーモンの良質なタンパク質がたっぷり含まれており、タウリンや食物繊維など栄養バランスも整っているので全猫に適しています。
カナガンキャットフードウェット!
- 主食にOKな栄養バランス
- 水分補給がばっちり
- 子猫から老猫まで全年齢対応
価格 | 通常5,940円(税込)/75g x12缶セット |
原産国 | タイ |
第一原料 | チキン |
主な成分 | タンパク質:16.5%以上、灰分:2.5%以下、脂質:1.8%以上、水分:78%以下、粗繊維:0.5%以下 エネルギー(100gあたり)94.87kcal |
カナガンキャットフードはチキンやサーモンの良質なタンパク質がたっぷり含まれており、食物繊維など栄養バランスも整っているので全猫に適しています。
キャットフードの量と与える回数の目安
キャットフードの量と与える回数は、
- 年齢
- 体重
- 避妊や去勢の有無
- そのキャットフードのグラム当たりのカロリー
をもとにして計算します。
以下で、1日に与えるキャットフードの量と回数を分けて解説していきます。
キャットフードの量
猫が1日に必要なカロリー(1日あたりのエネルギー要求量;DER)については以下のような計算式があります。
安静時のエネルギー要求量とは、猫が何もせずにじっとしているだけで消費するエネルギー量のことをいいます。
これに活動係数といって、年齢や運動量、避妊や去勢の有無などを考慮する係数をかけることで1日あたりのエネルギー要求量を計算することができます。
※活動係数は以下の通りです。▼
係数 | |
---|---|
生後4か月未満 | 3.0(または自由に食べさせる) |
生後4~6か月 | 2.5(または自由に食べさせる) |
生後7~12か月 | 2.0(または自由に食べさせる) |
成猫期 去勢・避妊済み | 1.2 |
成猫期 未去勢・未避妊 | 1.4 |
シニア猫期(7歳~)去勢・避妊済み | 1.1 |
シニア猫期(7歳~)未去勢・未避妊 | 1.1 |
肥満傾向 | 1.0 |
妊娠中 | 2.0 |
授乳中 | 2.0~6.0(または自由に食べさせる) |
月齢ごとの平均体重は以下の通りなので、1日あたりのエネルギー要求量を考慮に入れフード量を計算するとこのようになります。▼
月齢 | 平均的な体重 | 1日のフード量 |
---|---|---|
1か月齢 | 400g~500g | 約60g |
2か月齢 | 1.0kg前後 | 約75g |
3か月齢 | 1.0~1.5kg | 約75~86g |
6か月齢 | 2.5~3.0kg | 約90g~100g |
9か月齢 | 3.0~3.5kg | 約80g~87g |
12ヶ月齢以降 | 3.5~5kg | 約60g~77g |
※100gあたり400kcalのキャットフードの場合
ただ、フードの量に関しては消化能力や運動量など個体差も関係するので、必ずしも計算上の食事量を与えていたからと言って太らない、痩せないというわけではありません。
あくまでひとつの目安として考え、体重の変化や触り心地などを日々観察しながら適切な体重を維持するようにしましょう。
与える回数
フードを与える回数については月齢ごとに異なります。
子猫のうちは胃が小さく、一度に少量ずつしか食べることができないので分けて与えるようにしましょう。
厳密な決まりはありませんが、
- 離乳まで→1日8回程度
- 離乳から生後4か月齢位まで→1日4~6回
- 生後4か月齢以降→1日2~3回
くらいに分けて食べさせてあげるといいでしょう。
ただ猫においては、一気に食べるタイプの子と、ちょこちょこ食べる子がいるので、愛猫の様子で与える回数を決めるようにしてあげましょう。
マンチカンの月の餌代は4300円
種類も値段もピンキリのキャットフードは、選ぶものによって1ヶ月にかかる餌代は大幅に変化します。
また、猫の年齢や活動量によっても、餌の量や与える回数が違ってきます。
マンチカンは小型種の部類に入り、小柄な分必要な餌も少なめです。
1日当たりの給餌量を65gとすると、1ヶ月で4300円ほどかかる計算になります。
獣医師が回答!マンチカンの悩みを解決
550円でお試し!犬猫生活キャットフード!
- 動物性原材料68.2%で高タンパク
- 国産中心の食品を使用
- 子猫から老猫まで全年齢対応
価格 | お試し550円(税込)/160g |
原産国 | 日本 |
第一原料 | 生肉(鶏肉(日本) |
主な成分 | 粗タンパク質:31%以上、粗脂肪:15%以上、粗繊維:3%以下、粗灰分:9%以下、水分:10%以下 |
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価格 | 通常6,028円(税込)/1.7kg(1kgあたり約3546円) |
原産国 | 日本 |
第一原料 | 生肉(鶏肉(日本) |
主な成分 | 粗タンパク質:31%以上、粗脂肪:15%以上、粗繊維:3%以下、粗灰分:9%以下、水分:10%以下 |
子猫の場合には小さい時から複数のフードを食べさせておくと、好き嫌いが少なくなり、フードを切り替えるときにスムーズにできますよ!
キャットフードは開封したらしっかりと密封し、湿気の少ない涼しい場所に保管しましょう。一度開封したらなるべく早く使い切りましょう。
日本全国に数多く存在し、その詳細はネットで手軽に入手可能
マンチカンのブリーダーは全国各地に存在します。しかし、その詳細がどこで手に入るのか分からない方も多いのではないでしょうか。
そんな時に参考にしてもらいたいのが、子猫販売サイト「みんなの子猫ブリーダー」です。猫種や見学地域で絞って検索ができるため、住まいの周辺エリアに所在するブリーダーの情報が手軽に入手できます。
参考:マンチカンブリーダー情報
【マンチカン】里親募集情報サイト
マンチカンを家族に迎え入れる際、ペットショップやブリーダーで購入する以外に里親として保護猫などの個体を引き取る方法もあります。
そんな時に参考になるのが、「ペットのおうち」や「ジモティー」などの里親募集情報サイト。特に、「ペットのおうち」は保護団体が数多く登録しており、信頼性の高さゆえに利用者数も多いです。
参考:マンチカン里親情報①
まとめ
短足の愛らしい姿や、しつけやすさなどから飼育初心者からも圧倒的人気を獲得するマンチカンについて、餌選びで注意すべきポイントやおすすめフードについてご紹介しました。
独特な体型ゆえにかかりやすい病気も多いマンチカンにとって、日頃与えるキャットフードで適切な栄養を摂取することは非常に重要です。また、生活場所の状態も直接的に寿命を左右する要因となりかねないので、快適かつ安心して過ごせる環境を整えるようにしましょう。
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