「メインクーンはどんな性格なの?」
「飼い方・どんな餌をあげればいいの?」
ふさふさの被毛と、がっしりした骨格が特徴のメインクーン。優しく人懐っこい気質と賢さを併せ持ち、そのしつけやすさから初心者向けのペットとして人気の猫種です。
そんなメインクーンに元気で長生きしてもらうために、餌選びで注意すべきポイントやおすすめフードについてご紹介します。
キャットフード相談所編集部がメインクーンの性格・相場・体重・体長・寿命・飼い方やどんなキャットフードが良いかをまとめていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
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【メインクーン】見た目に反しておおらかな性格の大型種
“猫の巨人”と呼ばれるほど体格が大きく、強そうな見た目のメインクーンですが、実はおおらかで愛情深い性格をしています。
ネズミ退治用のペットとして長きにわたり、人の近くで暮らしてきたことから人慣れしやすい点でも人気です。
過去のハンター気質が残っているのか、好奇心旺盛で運動能力も抜群。ベタベタ触られることを嫌いますが、適度な距離感を保てば他の動物や小さな子供がいる家庭での飼育も可能です。
【メインクーン】体重・体長ともに大型種の部類に入る
メインクーンの平均体重は、オスで6~8kg、メスで4~6kgほどで全猫種の中でも重めです。平均体長も性別問わず、100cmほどと大きいです。
海外には、世界一大きな猫としてギネス認定された個体も存在します。
【メインクーン】平均寿命は14歳前後と比較的長寿
メインクーンの平均寿命は、14歳前後。一般的な猫の寿命は10~15年と言われるため、比較的長寿の猫種です。
体長に少しでも変化が見られたら動物病院を受診するようにするなど、病気を未然に防ぐことが長生きすることに繋がります。
【メインクーン】純血種の中でも手頃な値段・相場
純血種の中でも値段相場が手頃なメインクーン。ブリーダーから購入する場合は10万円前後で、仲介手数料などが上乗せされるペットショップでも10~15万円ほどで購入できます。
血統書付きの子猫だと、多少高額になる傾向があるようです。
メインクーンは毛色・柄ともバリエーションに富んだ品種です。決まった種類の毛柄はないようですが、ブラウンの被毛に縞模様である“タビー”が入った個体は大勢の愛猫家に人気があります。
メインクーンには決まった種類の毛柄がありませんが、子猫の値段を決めるうえで柄の“美しさ”は少なからず関わっているようです。
【メインクーン】安心して快適に過ごせる室内環境を用意する
メインクーンに限らず、猫の飼育を始めるうえでゲージの用意は必須となります。
一般的に、猫というのは新しい生活環境に馴染むまでの間、神経質になりがちな動物です。
ゲージを置くことでその子にとって“自分だけの居場所”と思えるスペースを確保し、まずはそこが安心して過ごせる場所であるという認識を持たせましょう。
また、猫には一度用を足した場所を避ける習性があるため、無理な我慢をさせて泌尿器系トラブルを招かないよう、トイレは頭数+1つ用意するのがベストです。
ストレス対策には、運動が有効なので好きな時に動き回れる環境を整えてあげる必要もあります。猫が行き来する場所の安全管理は徹底し、怪我だけはさせないように気を付けてください。
メインクーンのキャットフードの選び方
日本でも多くの方に愛されるメインクーンですが、どのようなキャットフードを選ぶのが正解なのか分からず、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
ここでは、メインクーンのキャットフード選びで押さえておくべき3つのポイントをご紹介します。
動物性たんぱく質はしっかりした体格や筋肉にするのに必要!
肉食動物である猫には、動物性のたんぱく質が豊富に含まれた食事が欠かせません。
とくに、メインクーンは大きな体を育て維持する必要があるため、良質な動物性たんぱく質をたっぷり含んだキャットフードがおすすめです。
食物繊維は飲み込んだ毛玉を便と一緒に排出してくれる!
猫は本能的に毛づくろいをする動物ですが、長毛種のメインクーンは自分の毛を飲み込んでしまう恐れがあります。
それが上手に吐き戻せないと、食欲不振や便秘などの症状を引き起こす「毛球症」を発症する恐れがあるので、注意が必要です。
毛球症の対策としては、食物繊維が豊富に含まれたキャットフードを与えるのが有効。
腸が刺激され、飲み込んだ毛玉が便と一緒に排出されやすくなります。
猫は水分をあまり取らないのでウェットフードから水分補給がおすすめ!
メインクーンのおすすめキャットフード
メインクーンにはドライとウェットフードの両方あげるのがおすすめです。
- おすすめのドライフードはこれ!
カナガンキャットフード(ドライ)
- おすすめのウェットフードはこれ!
カナガンキャットフードウェット
カナガンキャットフード
- 獣医師の94%が推奨
- グレインフリー
- 子猫から老猫まで全年齢対応
価格 | 4,356円(税込)/1.5kg(1kgあたり約2,904円) |
原産国 | イギリス |
第一原料 | 骨抜きチキン |
主な成分 | タンパク質:34%以上、脂質:16.7%以上、粗繊維:3.25%以下、灰分:10.7%以下、水分:8%以下、オメガ6脂肪酸:2.99%、オメガ3脂肪酸:0.82%、カルシウム:1.58%、リン:1.1% エネルギー(100gあたり):405kcal |
カナガンキャットフードは創立者の「本当に高品質なキャットフードを作りたい」という思いから開発され、イギリス産グレインフリーキャットフードとして世界39カ国で展開しています。
チキンやサーモンの良質なタンパク質がたっぷり含まれており、タウリンや食物繊維など栄養バランスも整っているので全猫に適しています。
カナガンキャットフードウェット!
- 主食にOKな栄養バランス
- 水分補給がばっちり
- 子猫から老猫まで全年齢対応
価格 | 通常5,940円(税込)/75g x12缶セット |
原産国 | タイ |
第一原料 | チキン |
主な成分 | タンパク質:16.5%以上、灰分:2.5%以下、脂質:1.8%以上、水分:78%以下、粗繊維:0.5%以下 エネルギー(100gあたり)94.87kcal |
カナガンキャットフードはチキンやサーモンの良質なタンパク質がたっぷり含まれており、食物繊維など栄養バランスも整っているので全猫に適しています。
キャットフードの量と与える回数の目安
キャットフードの量と与える回数は、
- 年齢
- 体重
- 避妊や去勢の有無
- そのキャットフードのグラム当たりのカロリー
をもとにして計算します。
以下で、1日に与えるキャットフードの量と回数を分けて解説していきます。
キャットフードの量
猫が1日に必要なカロリー(1日あたりのエネルギー要求量;DER)については以下のような計算式があります。
安静時のエネルギー要求量とは、猫が何もせずにじっとしているだけで消費するエネルギー量のことをいいます。
これに活動係数といって、年齢や運動量、避妊や去勢の有無などを考慮する係数をかけることで1日あたりのエネルギー要求量を計算することができます。
※活動係数は以下の通りです。▼
係数 | |
---|---|
生後4か月未満 | 3.0(または自由に食べさせる) |
生後4~6か月 | 2.5(または自由に食べさせる) |
生後7~12か月 | 2.0(または自由に食べさせる) |
成猫期 去勢・避妊済み | 1.2 |
成猫期 未去勢・未避妊 | 1.4 |
シニア猫期(7歳~)去勢・避妊済み | 1.1 |
シニア猫期(7歳~)未去勢・未避妊 | 1.1 |
肥満傾向 | 1.0 |
妊娠中 | 2.0 |
授乳中 | 2.0~6.0(または自由に食べさせる) |
メインクーンの月齢ごとの平均体重は以下の通りなので、1日あたりのエネルギー要求量を考慮に入れフード量を計算するとこのようになります。▼
月齢 | 平均的な体重 | 1日のフード量 |
---|---|---|
1か月齢 | 500g~1.0kg | 約60~75g |
2か月齢 | 1.0~1.5kg前後 | 約75~85g |
3か月齢 | 1.5~2.0kg | 約85~100g |
6か月齢 | 3.0~4.5kg | 約100g~120g |
9か月齢 | 5.0~6.0kg | 約110g~125g |
12ヶ月齢以降 | 5.0~7.5kg | 約80g~100g |
※100gあたり400kcalのキャットフードの場合
ただ、フードの量に関しては消化能力や運動量など個体差も関係するので、必ずしも計算上の食事量を与えていたからと言って太らない、痩せないというわけではありません。
あくまでひとつの目安として考え、体重の変化や触り心地などを日々観察しながら適切な体重を維持するようにしましょう。
与える回数
フードを与える回数については月齢ごとに異なります。
子猫のうちは胃が小さく、一度に少量ずつしか食べることができないので分けて与えるようにしましょう。
厳密な決まりはありませんが、
- 離乳まで→1日8回程度
- 離乳から生後4か月齢位まで→1日4~6回
- 生後4か月齢以降→1日2~3回
くらいに分けて食べさせてあげるといいでしょう。
ただ猫においては、一気に食べるタイプの子と、ちょこちょこ食べる子がいるので、愛猫の様子で与える回数を決めるようにしてあげましょう。
メインクーンの月の餌代は4000円
月の餌代は、キャットフードの種類や個体ごとの体格によって前後します。
また、各猫の年齢や活動量によって餌の給与量や回数が変わってくるため、一概にいくらだと言い切ることは難しいです。
ただ、大型の猫種であるメインクーンは、必然的に餌の給与量が多くなります。
1日あたりの給餌量を80gとすると、1ヶ月でおよそ4000円の餌代が必要となります。
獣医師が回答!メインクーンの悩みを解決
550円でお試し!犬猫生活キャットフード!
- 動物性原材料68.2%で高タンパク
- 国産中心の食品を使用
- 子猫から老猫まで全年齢対応
価格 | お試し550円(税込)/160g |
原産国 | 日本 |
第一原料 | 生肉(鶏肉(日本) |
主な成分 | 粗タンパク質:31%以上、粗脂肪:15%以上、粗繊維:3%以下、粗灰分:9%以下、水分:10%以下 |
550円でお試し!犬猫生活キャットフード!
- 動物性原材料68.2%で高タンパク
- 国産中心の食品を使用
- 子猫から老猫まで全年齢対応
価格 | 通常6,028円(税込)/1.7kg(1kgあたり約3546円) |
原産国 | 日本 |
第一原料 | 生肉(鶏肉(日本) |
主な成分 | 粗タンパク質:31%以上、粗脂肪:15%以上、粗繊維:3%以下、粗灰分:9%以下、水分:10%以下 |
子猫の場合には小さい時から複数のフードを食べさせておくと、好き嫌いが少なくなり、フードを切り替えるときにスムーズにできますよ!
キャットフードは開封したらしっかりと密封し、湿気の少ない涼しい場所に保管しましょう。一度開封したらなるべく早く使い切りましょう。
日本全国に存在し、子猫販売サイトで情報の入手が可能
メインクーンのブリーダーは全国各地に存在し、その詳細はネットの子猫販売サイトで手軽に入手できます。
ブリーダーから直接子猫を購入すれば、ペットショップよりも割安になるというメリットもあるため、見学を希望する際にはそういったサイトを活用すると良いでしょう。
ちなみに、成約数や口コミの多さを誇る「みんなの子猫ブリーダー」では、全172件(2022年5月時点)と多数のブリーダーがヒットします。
【メインクーン】里親情報サイト
メインクーンの里親情報は、里親情報サイトを通じて得ることが可能です。
特におすすめのサイトは、「ペットのおうち」。保護団体の登録数が多く、更新頻度も高いことから相性が良い猫を見つけやすいです。
猫の種類や、募集対象地域で絞って検索をかけることもできるため、居住している場所から足を運びやすいエリア内の里親情報を手軽に入手できます。
まとめ
大柄な体型に似合わないおおらかな性格で、他のペットや子供とも上手に付き合えることから飼いやすいと人気のメインクーンについて、餌選びで注意すべきポイントやおすすめフードについてご紹介しました。
大切なメインクーンに長生きしてもらうには、適切な栄養が摂れるフードを与えることに加え、室内の飼育環境を整えることも大切です。愛猫が安心して快適に過ごせる場所を用意したうえで、家族として迎え入れるようにしましょう。
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