「ロシアンブルーはどんな性格なの?」
「飼い方・どんな餌をあげればいいの?」
ロシア北西部で誕生したロシアンブルー。鮮やかな緑色の瞳と青みがかった銀色の被毛を持つ美しい姿が人気で、忠誠心の高さゆえにしつけやすさでも定評がある猫種です。
そんなロシアンブルーを元気に長生きさせるため、押さえておくべき餌選びでのポイントや、おすすめフードについてご紹介します。
キャットフード相談所編集部がロシアンブルーの性格・相場・体重・体長・寿命・飼い方やどんなキャットフードが良いかをまとめていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
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【ロシアンブルー】気品のある見た目で、従順かつ臆病な性格
ツヤのあるアッシュブルーの被毛で覆われたロシアンブルーは、気品ある姿が印象的。 “ボイスレスキャット”の異名を持ち、その名の通り静かで大人しい気質をしています。猫とは思えないほど忠誠心が高く、中には飼い主の出迎えをする個体もいるようです。
一方で臆病な性格でもあるため、他のペットとの同居には十分な配慮が要されます。多頭飼育や見知らぬ相手との接触はなるべく避けるようにして、ストレスを感じさせないように注意しましょう。
【ロシアンブルー】一般的な猫のサイズと同程度
ロシアンブルーの平均体重は、オスで4~5.5kg、メスで2.5~4kgほどであり、一般的な猫と大差ありません。体長は、オスメスともに30~40cmほどです。
他の品種に比べて運動量が少ない傾向が見られるため、太らせないように日頃から体重管理を徹底するようにしてください。目安としては、体重5kgを超えると肥満体型と言われます。
【ロシアンブルー】平均寿命が他の品種に比べて短め
ロシアンブルーの平均寿命は、およそ10~12年。一般的な猫の平均寿命は14~15歳ほどなので、それに比べると少し短めです。
これより長生きする個体も沢山いますが、神経質な性格ゆえにストレスから病気を引き起こさないように十分注意しましょう。
【ロシアンブルー】平均相場は約10~15万円
ロシアンブルーをペットショップで購入する場合、値段の相場は10~15万円ほど。ブリーダーなどに比べて手数料や人件費が上乗せされるため、その分値段は高く設定されるようです。
一般的には、生後間もない子猫の方が高額で販売されます。
ロシアンブルーの被毛は全体が単色で、柄などは一切ありません。子猫の頃に“ゴーストタビー”という縞模様が出ることはありますが、成長と共に消えていくようです。
ロシアンブルーの被毛は単色であるため、柄による値段の違いはありません。オスよりも繁殖能力があるメスの方が高額になったり、月齢が若いほど高額になったりするのは他の猫種同様です。
【ロシアンブルー】快適かつ安全に暮らせる室内環境を用意
ロシアンブルーは、飼い始めてからしばらくの間ゲージで飼育することが推奨されています。
猫というのは見知らぬ環境で神経質になりやすく、広々とした空間では安心して過ごせません。しかし、ゲージやハウスを置くことで自分だけの空間ができるため、新しい暮らしに順応しやすくなります。
また、猫には一度用を足した場所を避ける習性があります。無理に我慢して泌尿器系トラブルを招かないよう、トイレは頭数+1つあるのがベストです。
さらに、ストレス対策としていつでも運動できるスペースを確保することが重要です。トラブルを未然に防ぐためにも、猫が行き来する場所の安全対策は徹底しましょう。何かと危険が多い室外での飼育は絶対にやめてください。
ロシアンブルーのキャットフードの選び方
ロシアンブルーの健康を維持するためには、日々与えるキャットフードが重要となります。
どのような基準で選べば良いか分からない場合、下記にまとめた3つのポイントを意識すれば最適なフードが見つけられるでしょう。
動物性たんぱく質はしっかりした体格や筋肉にするのに必要!
ロシアンブルーの成猫はオスで4~5.5kg、メスで2.5~4kgと一般的な大きさです。
一見スリムな印象ですが、筋肉質で引き締まった体型をしていてそれを維持する必要があります。
そこで重要なのが筋肉づくりに欠かせないたんぱく質であり、中でも動物性たんぱく質は肉食動物である猫の栄養源となるため、十分に摂取させることが重要です。
飲み込んだ毛玉の排出をサポートする!
猫は本能的に毛づくろいをする動物です。
その際飲み込んだ被毛を胃の中に溜め込んでしまうと、次第に毛玉となって便秘や食欲不振などの症状を引き起こす「毛球症」を発症する恐れがあります。
病気の予防策として腸を活性化する食物繊維が豊富に含まれるフードを選ぶことで、胃に溜まった毛玉を便と一緒に排出しやすくなります。
猫は水分をあまり取らないのでウェットフードから水分補給がおすすめ!
ロシアンブルーのおすすめキャットフード
ロシアンブルーにはドライとウェットフードの両方あげるのがおすすめです。
- おすすめのドライフードはこれ!
カナガンキャットフード(ドライ)
- おすすめのウェットフードはこれ!
カナガンキャットフードウェット
カナガンキャットフード
- 獣医師の94%が推奨
- グレインフリー
- 子猫から老猫まで全年齢対応
価格 | 4,356円(税込)/1.5kg(1kgあたり約2,904円) |
原産国 | イギリス |
第一原料 | 骨抜きチキン |
主な成分 | タンパク質:34%以上、脂質:16.7%以上、粗繊維:3.25%以下、灰分:10.7%以下、水分:8%以下、オメガ6脂肪酸:2.99%、オメガ3脂肪酸:0.82%、カルシウム:1.58%、リン:1.1% エネルギー(100gあたり):405kcal |
カナガンキャットフードは創立者の「本当に高品質なキャットフードを作りたい」という思いから開発され、イギリス産グレインフリーキャットフードとして世界39カ国で展開しています。
チキンやサーモンの良質なタンパク質がたっぷり含まれており、タウリンや食物繊維など栄養バランスも整っているので全猫に適しています。
カナガンキャットフードウェット!
- 主食にOKな栄養バランス
- 水分補給がばっちり
- 子猫から老猫まで全年齢対応
価格 | 通常5,940円(税込)/75g x12缶セット |
原産国 | タイ |
第一原料 | チキン |
主な成分 | タンパク質:16.5%以上、灰分:2.5%以下、脂質:1.8%以上、水分:78%以下、粗繊維:0.5%以下 エネルギー(100gあたり)94.87kcal |
カナガンキャットフードはチキンやサーモンの良質なタンパク質がたっぷり含まれており、食物繊維など栄養バランスも整っているので全猫に適しています。
キャットフードの量と与える回数の目安
キャットフードの量と与える回数は、
- 年齢
- 体重
- 避妊や去勢の有無
- そのキャットフードのグラム当たりのカロリー
をもとにして計算します。
以下で、1日に与えるキャットフードの量と回数を分けて解説していきます。
キャットフードの量
猫が1日に必要なカロリー(1日あたりのエネルギー要求量;DER)については以下のような計算式があります。
1日あたりのエネルギー要求量(DER)=安静時のエネルギー要求量(RER)×活動係数※RER(単位:kcal)=体重(kg)×30+70
安静時のエネルギー要求量とは、猫が何もせずにじっとしているだけで消費するエネルギー量のことをいいます。
これに活動係数といって、年齢や運動量、避妊や去勢の有無などを考慮する係数をかけることで1日あたりのエネルギー要求量を計算することができます。
※活動係数は以下の通りです。▼
係数 | |
---|---|
生後4か月未満 | 3.0(または自由に食べさせる) |
生後4~6か月 | 2.5(または自由に食べさせる) |
生後7~12か月 | 2.0(または自由に食べさせる) |
成猫期 去勢・避妊済み | 1.2 |
成猫期 未去勢・未避妊 | 1.4 |
シニア猫期(7歳~)去勢・避妊済み | 1.1 |
シニア猫期(7歳~)未去勢・未避妊 | 1.1 |
肥満傾向 | 1.0 |
妊娠中 | 2.0 |
授乳中 | 2.0~6.0(または自由に食べさせる) |
月齢ごとの平均体重は以下の通りなので、1日あたりのエネルギー要求量を考慮に入れフード量を計算するとこのようになります。▼
月齢 | 平均的な体重 | 1日のフード量 |
---|---|---|
1か月齢 | 400g~500g | 約60g |
2か月齢 | 1.0kg前後 | 約75g |
3か月齢 | 1.0~1.5kg | 約75~86g |
6か月齢 | 2.5~3.0kg | 約90g~100g |
9か月齢 | 3.0~3.5kg | 約80g~87g |
12ヶ月齢以降 | 3~5kg | 約60g~77g |
※100gあたり400kcalのキャットフードの場合
ただ、フードの量に関しては消化能力や運動量など個体差も関係するので、必ずしも計算上の食事量を与えていたからと言って太らない、痩せないというわけではありません。
あくまでひとつの目安として考え、体重の変化や触り心地などを日々観察しながら適切な体重を維持するようにしましょう。
与える回数
フードを与える回数については月齢ごとに異なります。
子猫のうちは胃が小さく、一度に少量ずつしか食べることができないので分けて与えるようにしましょう。
厳密な決まりはありませんが、
- 離乳まで→1日8回程度
- 離乳から生後4か月齢位まで→1日4~6回
- 生後4か月齢以降→1日2~3回
くらいに分けて食べさせてあげるといいでしょう。
ただ猫においては、一気に食べるタイプの子と、ちょこちょこ食べる子がいるので、愛猫の様子で与える回数を決めるようにしてあげましょう。
ロシアンブルーの月の餌代は4300円
種類も値段も様々なキャットフードは、どれを選ぶかで1ヶ月に必要な餌代が大幅に変化します。
また、猫の体格や年齢によって与える量や給餌回数も異なります。
ロシアンブルーは猫の中でも一般的なサイズですが、個体差もあるため加減しながら適量を与える必要があります。
1日当たりの給餌量を60gとすると、1ヶ月で4300円ほどがかります。
獣医師が回答!ロシアンブルーの悩みを解決
550円でお試し!犬猫生活キャットフード!
- 動物性原材料68.2%で高タンパク
- 国産中心の食品を使用
- 子猫から老猫まで全年齢対応
価格 | お試し550円(税込)/160g |
原産国 | 日本 |
第一原料 | 生肉(鶏肉(日本) |
主な成分 | 粗タンパク質:31%以上、粗脂肪:15%以上、粗繊維:3%以下、粗灰分:9%以下、水分:10%以下 |
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- 国産中心の食品を使用
- 子猫から老猫まで全年齢対応
価格 | 通常6,028円(税込)/1.7kg(1kgあたり約3546円) |
原産国 | 日本 |
第一原料 | 生肉(鶏肉(日本) |
主な成分 | 粗タンパク質:31%以上、粗脂肪:15%以上、粗繊維:3%以下、粗灰分:9%以下、水分:10%以下 |
子猫の場合には小さい時から複数のフードを食べさせておくと、好き嫌いが少なくなり、フードを切り替えるときにスムーズにできますよ!
日本全国に存在し、ネットでその情報をGETできる
ロシアンブルーのブリーダーは全国各地に存在し、その詳細はネットの子猫販売サイトなどを通じて手軽に入手可能です。所在地や、販売中の子猫についても掲載されています。
サイト選びで迷っている方には、「みんなの子猫ブリーダー」がおすすめです。成約数や口コミ数の多さを誇るサイトなので、初心者でも安心して利用できます。
【ロシアンブルー】里親募集情報サイト
ロシアンブルーの里親情報は、ネット上の里親募集情報サイトから直接得ることができます。特に、「ペットのおうち」や地元の掲示板「ジモティー」のように認知度や更新頻度が高い媒体ほど利用者が多いです。
より信頼性が高いのは、「ペットのおうち」。多くの保護団体が登録しており、譲渡まで安心してやり取りできるサイトとして有名です。
参考:ロシアンブルー里親情報①
まとめ
気品を感じさせる見た目と飼いやすさが人気のロシアンブルーについて、その性格・特徴から餌選びで注意したいポイント、おすすめフードまでご紹介しました。
飼い主への忠誠心が高く、初心者にもおすすめと言われるロシアンブルー。一方で臆病な一面もあるため、ストレスなく暮らせる環境づくりが重要となります。
運動量が比較的少なめであることも考慮し、肥満対策を意識したうえで健康に長生きしてもらえるようなフードを選びましょう。
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